top of page

​山に関する研究

1)山岳公衆衛生に関する研究

 近年、海外では登山時の荷物の重量や登山時の靴の種類と登山中の怪我の発生頻度に関する研究が行われ(Anderson et al. (2009). The Impact of Footwear and Packweight on Injury and Illness Among Long-Distance Hikers. Wilderness & Environmental Medicine, 20(3), 250–256.)、健康学的な観点からウルトラライト・ハイキング(安全性が担保された軽量な装備による登山のスタイル)が注目されています。本研究室では、現在、医師と共同で山岳事故を防止するための山岳公衆衛生に関する研究を計画しています。

2)登山中の夜間睡眠に影響を及ぼす要因の検討

 これまで山岳医療の分野では高山病や睡眠時無呼吸の観点からの睡眠に関する研究は散見されますが、中島が専門とする睡眠反応性(ストレスによって眠りにくくなる程度)や睡眠‐覚醒リズムの観点から山での睡眠に関して検討した研究はありません。このような背景から、現在睡眠‐覚醒リズムや睡眠反応性が山岳地帯での睡眠に及ぼす影響に関する研究を計画しています。

​行動医学とウルトラライト・ハイキングをミックスさせた

登山スタイルをインスタグラムで提案しています。

3)登山中の就寝環境に関する研究

 建築設計事務所のmikikurotaさんと協力し、日本の山域で安心して眠るための睡眠環境の研究を計画しています。これまでにmikikurotaのお二人と議論を重ね、以下の成果物を作成しました。

登山中の就寝環境に関する成果物

1.中島俊(依頼者)三木真平・黒田美知子(設計・作成)日本の森林限界下での山域で使用可能な軽量素材を用いた4シーズン用軽量大型テント(名称New order Banquet)の開発  

Please reload

mikikurota

mikikurotaは三木真平と黒田美知子による建築設計事務所です。

 

私たちは、ハイキングや自然、アートなどの非日常的な体験と、日々の生活空間を合わせることで、

落ち着きと驚きが共存する “瑞々しい建築” を目指しています。

2016 神戸市役所1号館1階市民ロビーの改装設計プロポーザル 次々点
2015 第3回タマホームデザインコンペティション2014 入選
2014 SMOKERS' STYLE COMPETITION2013 最優秀賞
    セントラル硝子国際建築設計競技 佳作

2013 ユニオン造形デザイン賞 佳作

2009 明治大学 卒業設計 生稜賞

Please reload

bottom of page